好きな作家さんのトークイベントに参加した。
作品は男子美大生三人組が自分の結果が出ないことへの焦りや無力感、周りがまっすぐ創作をしている中嫉妬に飲まれそうになることへの自己嫌悪といった目標にまっすぐ進む人が直面する淀んだ気持ちや葛藤を先輩や友人の励みを糧にまっすぐと創作に向き合いつづける話で読後感がすごいすっきりとしていてがんばろうという気持ちになれるので興味あったら読みましょう。
モディリアーニにお願い 1 (ビッグ コミックス) (ビッグコミックス)
- 作者: 相澤いくえ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/10/28
- メディア: コミック
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ARIAが好きな人とか好きなんじゃないかな?と思うのだけどどうだろう。
イベントの話に戻る
会場は本屋奥の一角部分で棚を移動させて作ったちょっとした空間にイスが用意されていてそこで話を聞く感じで隣の棚には作家さんの選書と複製原画(これすごくよくて、しばらく展示しているみたいなので興味があったら行ってきてほしい、タダだし)が設置されている感じ
トーク内容としてはイベント申込時に作家さんに送った質問を元にうまく対話形式で聞き出す感じで担当さんとの関係性であったり学生時代の話も出てくる。
そういった話はそのまま選書に影響が出ている様で面白かったのだけど作品自体に直接影響してるよなという所だけ書く。
・大学は2年までが自由に授業を選択出来て3年次に専門分野が決まる美大でまずガラス作りから挑戦したけど駄目で色々やりつつ卒業作品では日本画をやっていた。
・1集の震災の話は泣ける話を作りましょうといった編集側からの提案をうけて考えた話
・出てくる女性と教員は学生時代に実際いたモデルそのまま(ここちょっと違ってたら怖いな)で三人組は自分を元に三人にわけた。
・筆は早くなったのだけど3集モッくん父の自画像はかなり時間がかかった。
・最近描いた4集に入るだろう進路相談の話はやりたいテーマで手ごたえがあった。
・作者本人が絵として影響をうけたのではないだろうかという作家さんとして松本大洋さん、二ノ宮知子さん他二人(知識不足と記憶力不足で完全に忘れてしまいました。わかり次第追記したい)をあげていた。
なんか何もかもふわふわしていて一段と読みづらい記事だ