今年も終わりですね。いい漫画の話をします。
受け入れ枚数の少ない、異常な待ちをあえて選択する“爆牌”を武器に持つ爆岡に主人公鉄壁が立ち向かう話。
麻雀をやり始めたきっかけで麻雀漫画に手を出したくなり、闘牌が凝ってるみたいな評判をみて読みました。
実際麻雀をやるほど面白さが増す漫画だよなという気持ちで、
なぜ当大介が批判されているんだろう……→牌効率を学ぶ。
なぜ字牌を絞るのか→プロはドラが少ないルールであるため字牌の価値が違う。
みたいに、面白さを受け取るために学ぼうという気持ちになれるし、実際学ぶたびに面白いな~となってます。もちろんそんなこと関係なしに物語としてもめちゃくちゃ面白い。八崎さんの打牌強さがわかりやすくて好き。
アニメを見直したら面白くて読みました。
世界観もキャラもおしゃれ*1でそれだけで満足できる漫画なのに伏線部分と話のつながりがかなり明確で、あっここはのちのち説明されるんだな。こんな繋がりだったけどどうつながっていくんだろうみたいなことがずっと気になる漫画で一気に読んだ。心と能井すき。
・シメジ シミュレーション
めっちゃいい。絵のタッチがそもそもいいよね。
無理くり分類すると日常系4コマになる。
終末旅行は終末という非日常から生きること(日常)の考察を行っていて、シメジは逆に日常から非日常の考察、接続を行おうとしているのだな~~と考えたりしました。
火星からの未知のウィルスにより破滅していく社会の中、陰謀に抗う男のお話。
弐瓶作品、バカでかい都市やよくわからないクリーチャーが魅力的であり作品によってどういう方向性に描くかが違っていて、このバイオメガではバイクで移動するということが大きなコンセプトとしてデカイ道などが出てくる。そのデカイ道にフェチを感じたのでバイオメガがいい感じに響いています。他こういう漫画あったら教えてくれない?
・ポム・プリゾニエール
裸の女の子、猫、島が異常に好きな作家がそれだけを描いた作品
同作家の別作品である冒険エレキテ島*2が特別好きで、その影響で気になったため読みました。
鶴田作品、女の子が当たり前のように裸で生活をしている絵がありがちで、それなのにあまり性的でないのがすごくいいんですよね。絵がいいよ~~
・ヒミズ
馬鹿が馬鹿を殺した!!のシーン、マジで嬉しそうでかなしい。
2巻完結のオムニバス作品
道満作品、オムニバスがともかくうまくて、前の話で出てきたキャラをうまく違う話でも登場させることで物語を強めたり、短編の奇天烈なシチュエーションを一つの世界観にまとめるためのお話も多分用意した上で構想して描いている。
全体としては終末がテーマで、事件を止められなかった話、救えなかった話みたいのがありつつ最終的にハッピーエンド(全部つながる)ところがよかった(小並感)
・ワンピース
ホールケーキアイランド編、めっちゃ面白くない?
・田舎(山本直樹)
エロかったよ~~!!
思い出したらまた書きたいな。よいお年を。