「灯織、俺がドカ食い気絶するとこみてて......」
ーーあらすじーー
突如海外出張の決まった283プロデューサーの代理でやってきた俺は、灯織に心配してほしいため、目の前でドカ食いを実践する。
しかし、灯織は前日食レポ練習のため見た「生っすかサンデー 大食い選手権」回でドカ食いへの感覚が麻痺しており......
ーー
「チャーハン二杯、ラーメン大盛、よく入りますね」
「アイドルのために頑張らなきゃいけないからな。ただ流石にもう膨れてきたかな?」
ー思えばだいぶ前から限界はきていたが...
「こちら追加のライス大です!」
ーこのように追加オーダーを重ねていた
「プロデューサー顔色悪いですよ? 手伝いますか?」
あとに引けなくなっている俺の顔色に灯織が気づく
「や、灯織もお腹一杯だろ。 頼んだ俺が悪いし全部食うよ。」
「そうですね...余計な心配をしてすみません。」 prrrr
prrr......
「あっ、めぐるから電話! 少し失礼しますね」
「灯織......?灯織!?」
「これちょっと美味しいから一緒に食べないー😭」
しかし、灯織の姿はもうどこにもなかった。
ーーーその時である。
「あ、うそデューサーさん」
ー田中摩美々が来店した。
摩美々は灯織の鞄が椅子にあることを目で確認すると、その隣に同じように鞄を置いた。
そして近くに腰掛ける......瞬間、異様なテーブルを目の当たりにし、状況を把握する。
「.........手伝いますかー?」
その時だろう。
俺が本物デューサーになることを決意したのは。
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