麻雀が面白い。何が面白い。麻雀に勝つための方法を書いた本が面白い。
ということでよかった麻雀の本を紹介します。
・科学する麻雀
麻雀についてネット麻雀のデータを元に研究した本。
具体的には手が進む牌をツモる確率を数式化し(高校数学)、それを元に細かく対応を分ける*1ことで実際の対局のデータとズレの少ない期待値計算ができるようになったという本。
立直の期待値のデカさや先制カンチャン立直の強さ。また、それらを踏まえて麻雀において手の早さは正義なのだな~~と感じとることができる。細かい理屈とか計算方法(結果)はわからん。
・これだけで勝てる!麻雀の基本形80
牌効率の本。
麻雀は4つのメンツと1つの雀頭を完成させるゲームであり、5つのブロックに区切って考えることで効率的に考えることができる。
そのうえで、受け入れのダブる不要牌を見つけたりテンパイ時にいい形が残るように考えることで早くいい手が実現する。そのための練習問題が80個あるというもの。
これを解くことで手牌について変に悩む必要はなくなるし、手が早くなるので実際勝てる。
・デジタルに読む麻雀
河から手牌を読むことについて考察した本。
牌効率が5つのブロックに区切って進めることから、もし1ブロックに該当する5s3sが安パイを挟んで手出しで落ちたとき、3sには安パイを残すより価値のある手だったと考えられるため、113や233が考えられるみたいなことや、序盤に捨てられた牌は孤立牌でありやすいから、逆にそのブロックにあたる牌はもっていない(山に眠っている可能性が高い)といったこと。それらが手出しかツモ切りによって情報として精度をもつことなど具体的に言語化され、本になっている。
YouTubeと内容が被っているのでYouTubeを見たら雰囲気がわかると思う。
・麻雀魔神の読み
手を12枚にする(安パイを一枚確保することで一発などを避ける)。トップなら安パイを2枚確保するといったこと。鳴くのは安パイが確保できている状態に限るなどかなり守備寄りの本。
読みについてもしっかり書いているのだけど、内容的にデジタルに読む麻雀とダブるところがあり、新しい本であるデジタルに読む麻雀の方が充実している感じはある。*2
ただ、読みについてそれだけ認識した上で「鳴くのは安パイを確保した状態で~~」みたいな打ち方に至るんだな~~すごく強いんだろうな~~という楽しさがあります。
いくらでもおしゃべりしたい。麻雀について。