雀豪2に昇段したので麻雀の強さの話をする。

雀豪2に昇段しました。

初めて雀豪1に昇段したのは調べると去年の12月19日でそこから今日昇段するまでに505半荘打ってるらしいです。昇段するまでの道のりの長さとか抜きになかなか直視しがたい数字....趣味としてコスパがいいということでもあるけども....

その505半荘は当然何かしらの努力*1をしているのだけれど、明確な伸びを実感したのは後半100半荘部分であり、それまでは変な応用知識だけ身についているな~(基本的なところが抜けているから成長できないな)という無力感がずっと付き纏っていました。*2

そこで、玉の間で勝ち越せるようになった今強くなるための優先順位はこれだな~と思うものを思考の整理も兼ねて順々に話していこうと思います。

 

・牌効率

大事、牌効率は一冊読むだけで明確にテンパイが早くなったと感じる。

5ブロック理論だけ覚えるだけでかなり違う。テンパイができれば点数が稼げる。

10半荘あったら80局すべてで使う。

逆に牌理(打点を上昇させるための技術、無理なく手役を追う意識)は10半荘に1回チャンスを最大にする役割があるかな~~という認識です。面白いんだけどね。

 

・引き(面前)

2シャンテンでデカイ放銃したら絶対反省すべきポイントがあるよ。

 

・鳴き(高打点)

鳴いて満貫はとにかく鳴きましょう。

 

ここまでのことを踏まえると大体金の間は勝てる。

で、ここからが玉の間で求められる強さでこれも順に話す。

 

・安手テンパイの押し

これが実はめちゃくちゃ重要。玉の間でデカイ放銃食らってラスになると安手で突っ張るんじゃなかったと反省しがちなのだけど、この反省は間違っている。

相手がリーチをかけたからといって受けが両面なのかどうか。打点は高いかどうか。実はあまりわからない。そもそもどれだけ綺麗にベタオリしても放銃するときは放銃してしまうし皆オリるのが上手いからノーテン罰符かツモという形で点棒を支払うことになる。

ところが、自分が安手テンパイで押した場合リーチをしている人のツモ含め牌をみる機会が2回以上あり、自分が上がったら点数が増える上に相手の得点の邪魔をして点数を支払わせることができる。1000点の鳴きテンパイでも流局で3000点もらえたり赤ドラリー俸回収の2000点になったりする。

長々と話したけれど、50%で得点がもらえるが、残りの50%のうちいくらか痛い出費がある選択肢と得点が取れる可能性が0%だが致命的な出費がない選択肢を選び続けるゲームがあった時、自分が得点でリードをつけるまで前者を選ぶのは当たり前だよねという感覚。この気づきは本当に驚きだった。

 

・安手テンパイの押しを踏まえた上での押し(鳴き)

愚形解消のチーやリーチがかかった後の鳴きなど。面前にこだわりすぎず鳴きの本を参考に鳴くべき牌を考えて手牌をみる癖をつけると手牌の価値が正確に判断できるようになるぞ。

 

・数値

副露率、和了率、放銃率は行き詰ったら見て極端な数字があったら反省しましょう。

自分はこういう雀風がいいんだ!とかあっても、様々な本があるという理由で一旦量産デジタルになって巡目ごとの正しい押し引きの感覚を身に着けてから少しずつ元々憧れてた雀風に戻していく方が多分効率的に強くなれる。

雀魂牌譜屋は日時指定なりできるからスタイルを変えてしばらくしたら比較するといいですよ。

 

よかった本も紹介したい。

*1:麻雀の本を読んだりベタオリの精度について反省したり

*2:麻雀は長期的なスパンで勝敗をみる性質上10回に1度の技術を丁寧に扱うような本もいい本として紹介されるので雑に本を探して読むとそうなりがち。